アキレス腱反射の減弱がみられるのは?☆スポーツ傷害-1問1答-☆第7回
※日本体育協会アスレティックトレーナー専門科目テキストを参考に出題。
【問題】
腰椎椎間板ヘルニアに関する以下の文で正しいのはどれか。2つ選べ。
(1)腰椎椎間板ヘルニアはL4/5間とL5/S1間に生じることが多い。
(2)現在、診断のための最も必須と考えられているのはCT画像である。
(3)SLRテストでは一般的に90度以上挙げられたものを正常とする。
(4)S1神経根が障害されると膝蓋腱反射が減弱する。
(5)腰椎椎間板ヘルニアにより下腿の筋萎縮は周径の左右差が5cm以上で意味がある。
※解答は下です。
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【解答・解説】
解答:
(1)と(3)
解説:
(2)現在、診断のための最も必須と考えられているのはCT画像である。
→MRIが必須と考えられています。
(4)S1神経根が障害されると膝蓋腱反射が減弱する。
→正しくはアキレス腱反射の減弱。膝蓋腱反射の減弱はL4神経根の障害時です。
(5)腰椎椎間板ヘルニアにより下腿の筋萎縮は周径の左右差が5cm以上で意味がある。
→参考書籍では、1cm以上の左右差で臨床上の意味があると記されています。