腰椎椎間板ヘルニアの好発年齢は?☆スポーツ傷害-1問1答-☆第6回
※日本体育協会アスレティックトレーナー専門科目テキストを参考に出題。
【問題】
腰椎椎間板ヘルニアに関する以下の文で誤りはどれか。2つ選べ。
(1)一般的な椎間板ヘルニアの好発年齢は10〜20歳代である。
(2)椎間板は線維輪と髄核の2つの構成要素からなる。
(3)椎間板の破綻は、軸圧ストレスと回旋ストレスが組み合わさることで発生しやすい。
(4)椎間板の内圧は、立位より座位での方が高い。
(5)腹圧の上昇は椎間板内圧の上昇を促す可能性がある。
※解答は下です。
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【解答・解説】
正解:
(1)と(5)
解説:
(1)一般的な椎間板ヘルニアの好発年齢は10〜20歳代である。
→好発年齢は30〜40歳代です。
(4)椎間板の内圧は、立位より座位での方が高い。
→立位時を100とした場合、座位では140、立位で前屈みだと150、仰臥位で25とされてます。
(5)腹圧の上昇は椎間板内圧の上昇を促す可能性がある。
→腹圧の上昇は、椎間板内圧の上昇を抑制する可能性が示唆されています。